朴 永奎
プロフィール
氏名 | 朴 永奎 / PARK YoungGyu |
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所属 | 外国語学部国際コミュニケーション学科 |
職名 | 教授 |
専門分野 | ?韓国教育史 |
最終学歴
- 1992年2月 韓南大学校師範大学教育学科卒業
- 1999年3月 琉球大学大学院教育学研究科教育学コース修了
- 2003年3月 九州大学大学院人間環境学府 発達?社会システム博士後期課程単位取得後退学
取得学位
博士(教育学、九州大学)2005年
所属学会
- 九州教育学会
- 日本比較教育学会
- アジア教育学会
研究活動
研究領域は、韓国の教育史である。時期として1945年以前は植民地朝鮮における教員養成について研究した。1945年以降は韓国の教育理念や目的を時の政権が、自らの正統性などを合理化させるために如何に教育を利用していたかを追究してきた。時の政権は韓国の「教育法」に示されている教育理念を具現化するために、「国民教育憲章」「国民精神教育」「民主市民教育」などを掲げた。これまでは「憲章(1970年代)」「精神(1980年代)」「民主市民(1990年代)」の各々の内容がどのようなプロセスで転換し、いかに「教育課程」に反映され、普及されていたのかについて研究を進めてきた。これからは2000年代の教育の動きについて取り組んでゆきたいと考えている。
教育活動
[教育方法?内容の工夫]
授業では小グループ?ペアで参加者が自発的に発言や発表する学習活動が積極的に取り組んでいく。また、全ての 参加者が相互に学び合う過程を何よりも大事にしている。
主要研究業績
著書
- 『満州及び朝鮮教育史-国際的なアプローチ-Education history Manchuria and Korea-An international approach-』(共著)九州大学韓国研究センター、2016年3月。
主要論文
- 「日本各地の公立学校における「民族学級」の設置についてー1945年から1960年代までを中心にー」『韓国文化研究』韓国文化学会、別冊第1号、39-69、2018年3月。
- 「韓国の「民主市民教育」について‐登場するまでの経緯を中心に‐」『九州教育学会研究紀要』九州教育学会、第42巻、101-108、2014年。
- 「韓国の学校における「国民精神教育」の普及」、『九州教育学会研究紀要』九州教育学会、第41巻、65-71、2013年。
学会発表
- 「韓国の民主市民教育について-登場までの経緯や背景を中心に-」、九州教育学会第66回大会(長崎大学)、2014年12月。
- 「韓国の学校における「国民精神教育」の普及」、九州教育学会第65回大会(佐賀大学)、2013年12月。
社会活動
- 韓国教育部 京都韓国教育院「在日韓国?朝鮮人教育を考える有識者会」委員(2017年9月~現在に至る)