留学のホンネ(教員 × 在学生対談)
教員 × 在学生 対談
留学は貴重な人生経験。様々な気づきや試練の先に、新しい自分が待っています。
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国際コミュニケーション学科卒業 水間 海さん 留学先:フランス |
国際コミュニケーション学科卒業 山崎 茜さん 留学先:韓国 |
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現代英語学科英語専修卒業 石垣 麗衣さん 留学先:アメリカ |
留学アドバイザー 国際コミュニケーション学科フランス語専修 佐野 友紀 |
学校の先生や友達のサポートで留学の不安を解消。
佐野? 今回は実際に留学経験のある3人からリアルな「留学のホンネ」を伺いたいと思います。念願の留学に、期待に胸を膨らませていたと思いますが、不安や心配だったことはありますか。
石垣? 私は現地での生活費や学費など「留学にかかるお金」が心配でした。しかし、交換留学生になれば留学先での授業料が免除されることや海外留学する学生を支援する給付型の奨学金があることを知り、自分が選ばれるよう懸命に勉強しました。その結果、留学先での授業料や生活費を負担することなく安心して留学できました。
山崎? 当時の国際情勢から私は「治安」が不安でしたが、実際には留学先の学校の先生や職員の方、近所の方々がとても親切にしてくれて安心して過ごすことができました。
水間? 私は留学当初、自分の語学スキルが全く通用しないと思い知り「これから大丈夫かな?」と心配になりました。そのような時、以前長崎外大に留学していたフランス人の友達が留学先の学校に在籍していて、難しい入学手続きを手伝ってもらえたので心強かったです。「語学上達には実践しかない!」と、とにかく積極的にフランス語を話すことを心がけました。
山崎? 私も日常会話が少しできる程度で留学したので語学力は心配でしたが、自分に合ったレベルの授業を受けたり、現地の人々と積極的に話すことによって韓国語を吸収するスピードも早くなり、留学後は語学に対する不安がなくなりました。
留学で伸びたのは、語学力だけじゃない。
佐野? 留学先で、ここが成長できた!と感じたことを教えてください。
石垣? いろんなことに物怖じせず挑戦できるようになりました。留学当初は、大勢の前で話すことが苦手でしたが、あえてスピーキングクラブに参加してみました。即興でお題を振られて英語でプレゼンするクラブ活動だったのですが、自分の殻を破ることができ自信がつきました。
山崎? どんなときも自分の意見をはっきり伝え合うことが韓国では普通だったので、常に「自分はどう考えるか」という視点を持ち発言するようになりました。帰国後、周りの人たちからも「積極的に自分の意見を言うようになったね」と言われました。
水間? 私も2人と同じように、精神面が鍛えられました。文化も人種も全く違う環境で、自分のやりたいことに挑戦し、行動する大切さを実感しています。フランス人の友達と一緒に勉強したり、週末は街に出かけたりして語学力もぐんと伸びました。最終的にはDELF(※1)のレベルが2つもアップ。留学前は入門レベル(A1)だったのが自分の見解や意見を述べることができ、日常生活の予期せぬ状況にも対処できるレベル(B1)になりました。
人生を豊かにしてくれる留学。交換留学制度や奨学金制度を活用してぜひ挑戦してみて。
佐野??語学力アップは留学先で生きた言語に毎日触れたおかげかもしれませんね。最後に、留学に興味がある高校生にメッセージをお願いします。
水間? 留学への不安は誰しも感じることがあると思います。長崎外大は先生方からのサポートが手厚く、授業料免除や奨学金などの支援制度もあるので、それらを上手に活用してぜひ留学にチャレンジしてほしいです。私も最初は不安でしたが、留学して本当に良かったと思います。
石垣? 留学は自分自身の可能性を広げるもの。自分にはない価値観や文化に触れることで視野が広がり、きっと大きく成長できます。仮に留学が難しい状況であっても、長崎外大は海外からの留学生が多く在籍しているので、キャンパスでも留学気分を味わえると思います。
山崎? 海外で異文化に触れ、視野を広げた留学は、私にとってかけがえのない人生経験になりました。就職活動の面接でもこの経験が役に立ったと思います。また、留学を経たことで客観的に自分を見つめなおすことができ、さらなる成長や自信にも大きく繋がりました。この経験をみなさんにも味わってほしいです。
※1? DELF(フランス語資格試験)???フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)。