小西 哲郎
プロフィール
氏名 | 小西 哲郎 / KONISHI Tetsuro |
---|---|
所属 | 外国語学部 国際コミュニケーション学科 |
職名 | 教授 |
専門分野 | キリスト教学、比較宗教学 |
最終学歴
- 1992年3月 同志社大学 神学部 卒業
- 1999年3月 同志社大学 大学院 神学研究科 聖書神学専攻(博士前期課程) 修了
- 2013年3月 同志社大学 大学院 神学研究科 歴史神学専攻(博士後期課程) 満期退学
取得学位
- 修士(神学,同志社大学)1999年
所属学会
- 日本宗教学会
- 日本基督教学会
- 西日本新約聖書学会
研究活動
「聖書をどう読むべきか?」(ルカによる福音書10:26参照)に関心があります。それで内からのアプローチとして、新約聖書の共観福音書問題を地道に研究しています。また同じ「アブラハムの宗教」(Abrahamic religions)であるイスラームと比較することで、この問題に対する外からのアプローチを試みています。
教育活動
[教育方法?内容の工夫]
近代日本の代表的なキリスト教思想家である内村鑑三(うちむら?かんぞう)は「生命は聖書そのものにあり」、「聖書そのものを読むべし」と言っています。また学習における「音読」や「暗唱」の重要性が近年再評価されつつあります。そこで「キリスト教学」では聖書のテキストを自分で読むことを重視し、また「主の祈り」や「詩編23」等の最重要箇所は、文字どおりこれらを身につけるため、暗唱するように指導しています。
主要研究業績
著書
- 石川立?中村信博?越後屋朗 編(2006)『聖書 語りの風景: 創世記とマタイ福音書をひらいて』キリスト新聞社(共著)
- (1999)『小西哲郎 説教集Ⅰ』日本基督教団 宇治教会
主要論文
- 「長崎原爆と殉教」『福音と世界』2018年3月号:24-29.
- 「永井隆はいかにしてカトリック信者となったか」『長崎外大論叢』16号(2012年):73-86.
- 「系図と誕生」『聖書語りの風景』キリスト新聞社、2006年
翻訳
- G.リューデマン著、橋本滋男訳『イエスの復活』日本基督教団出版局、2001年(翻訳協力。原著
Luedemann, Gerd, and Oezen, Alf. “Was mit Jesus wirklich geschah: Die Auferstehung historisch betrachtet.” Radius-Verlag, 1995.)
社会活動
- 長崎キリスト教協議会 運営委員(2006年4月-2009年3月,2010年4月-2013年3月)
- 日本基督教団 正教師(2009年5月)
- 日本基督教団 長崎馬町教会 副牧師(2009年6月-2013年3月)