陳 竹
プロフィール
氏名 | 陳 竹 / CHEN Zhu |
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所属 | 外国語学部 国際コミュニケーション学科 |
職名 | 特別任用講師 |
専門分野 | 日本近代文学?中国近代文学?比較文学 |
最終学歴
- 2008年6月 西華大学外国語学部日本語学科卒業
- 2012年3月 九州大学比較社会文化学府日本社会文化専攻修士課程修了
- 2024年3月 九州大学地球社会統合科学府地球社会統合科学専攻博士後期課程修了
取得学位
- 修士(比較社会文化、九州大学)2012年
- 博士(学術、九州大学)2024年
所属学会
- 日本近代文学会
- 日本比較文学会
- 日本比較文化学会
- 日本中国学会
- 九州中国学会
研究活動
研究分野は、谷崎潤一郎を中心とする近代日本文学、近代中国文学、日中比較文学です。
具体的には、以下の3点に取り組んでいます。
- 近代中国文壇における日本文学の翻訳と受容に関する研究。
- 近代中国の文学者と日本文学との関係についての考察。
- 日本文学に見られる中国文化に関する研究。
教育活動
教育方法?内容の工夫
- 「中国」という視点を導入することにより、「日本」を客観的に捉え、柔軟に物事を捉える能力を修養することを常に工夫しています。
主要研究業績
主要論文
- 「張君川訳谷崎潤一郎「西湖の月」(1933)について:底本並びに原作からの改変と削除問題」『近代文学論集』第49号 1?15、2024年3月
- 「1920年代の中国文壇における谷崎文学の位置付け―穆儒丐訳「金と銀」を手掛かりに」『比較文化研究』第153号 283?297、2023年10月
- 「1920年代の北京文壇における谷崎潤一郎文学の受容―中国語訳「玄奘三蔵」とその周辺」『比較文化研究』第151号 141?157、 2023年4月
- 「谷崎潤一郎「人面疽」と近代中国ホラー映画「深夜の歌声」の比較研究」『比較文化研究』第150号 117?131、2023年2月
- 「谷崎潤一郎「人面疽」の出典に関する一考察:原話の表象との関連性を手掛かりにして」『比較文化研究』第148号 109?122、2022年7月
- 「谷崎潤一郎「麒麟」の中国語翻訳について―中華民国時期(1912?1949年)を中心に」『近代文学論集』第47号 18?32、2022年3月
- 「谷崎潤一郎文学の中国における受容―「麒麟」の初期中国語翻訳を手がかりとして」『九大日文』第37号 2?15、2021年3月
- 「「霊台」と「商墟」の間―谷崎潤一郎『麒麟』論」『COMPARATIO』第24号 12?26、2020年12月
学会発表
- 「谷崎潤一郎作品の中国受容―「麒麟」の初期中国語翻訳を手がかりとして」2020年度日本比較文学会九州支部秋季大会、?2020年12月
- 「民国期における谷崎潤一郎「麒麟」の中国語訳をめぐる諸問題」2021年度日本近代文学会九州支部春季大会、2021年5月
- 「谷崎潤一郎「人面疽」における東洋意識」2021年度日本比較文化学会関西?中国四国?九州三支部合同発表会、2021年12月
- 「「小説」から「散文」へ:谷崎潤一郎「西湖の月」の中国語翻訳をめぐる諸問題」、2023年度日本近代文学会九州支部春季大会、2023年6月
- 「谷崎潤一郎「金と銀」の中国語翻訳について」2023年度日本比較文学会九州支部春季大会、2023年7月
- 「菊池寛「玄宗の心持」の中国語翻訳とその周辺」2024年度日本比較文学会九州支部春季大会シンポジウム「中国古典と文学」、 2024年7月
科学研究費補助金?その他の競争的研究経費
- 2021年10月~2023年3月 国立研究開発法人科学技術振興機構JST次世代研究者挑戦的研究プログラム:
「谷崎潤一郎文学の国際性の研究:中国語翻訳から見るその役割と作品の思想性」研究代表
社会活動
- 2021年1月? 九州大学日本語文学会『九大日文』37号 編集委員 (2021年3月まで)
- 2023年8月 中国語講師 株式会社イーオン中国語事業本部 (2024年8月まで)
- 2024年7月 日本語/中国語通訳 2024アジア現代彫刻会四大都市交流展シンポジウム